2011年6月19日

2011 西安~敦煌旅行 #1

初日は14時ごろ、関空で高松から参加の友人二人と合流。綿のパンツにパーカ、歩きやすそうなスニーカーと、早速旅行モードでした。今回は中国も内陸のほうに行くということで、砂埃や日焼けや、準備の話題はそんなのばっかり(笑)「どうなってもいい服で」を合言葉に準備してきたのでした。

アシアナ航空のインチョン乗り継ぎで、行きは同日乗り継ぎが無かったためこの日はソウルに一泊する予定でした。といっても遅めで関空17時発の便しか席が無く、しかもソウルでは入国審査場がものすごく混んでいて、21時ごろやっとホテルに着きました。

ソウルにはわたしの会社が韓国語翻訳をお願いしている翻訳者さんがいて、一度も会ったことが無かったので会うことになっていました。少し前に会社を退職した韓国人の元同僚もソウルにいるということで、皆で夜のソウルを楽しみました!


翻訳者さんとはメールと時々の電話のやりとりで2年半。緊急の対応や細かい質問にもたくさん答えてくださって自分の中では同僚と同じように感じていましたが、顔は見たことがない。仕事をしているとそういう不思議な関係の人がたくさん出てきます。いつかお会いできれば、が社交辞令になってはいけないなと今回彼女に連絡をしたのでした。

ホテルのある雲西駅からA'REXで40分ほどかけソウルへ。ソウルスクエアのあたりで待ち合わせしました。最初にヒルトンのラウンジでジュースを飲みながら、仕事のこと、日本のこと、韓国のこと、いろいろ話しました。彼女は旦那さんを連れてきました。ふたりとも大手日系のメーカーで働いているのですが、日本企業と韓国の文化の衝突などの話が臨場感あって面白かったな。

終電は23時半くらいだったのだけど、せっかくなのでともう少し街の中を案内してくれるということになり、弘大(ホンデ)に連れて行ってもらってトッポッキを食べました。辛いたれの中にマンドゥ(はるさめの入った揚げギョウザ)、海苔巻き、さつまいもなどの天ぷらが入っていて、癖になりそうな味でした。街かどの何でもない庶民的なお店だったのだけど、どうやら相当な有名店なのだそう。次から次へとお客さんが来ました。あと食べたことがなかったのがスンデというソーセージのような食べ物。豚の腸に豚の血ともち米、春雨のようなものを詰めたもので、血と聞いてちょっとびっくりしたけどレバーのような味でした。

そこを出ると今度はデザートを食べに行きました。ジェラート屋さんでリコッタ・チーズのジェラートとワッフルを食べ…。初日にしてお腹が苦しくなりました(笑)

このあたりは毎月最終金曜はクラブデーらしく、1,000円ほどでどのクラブでも行き放題なんだそう。周りを見るときらびやかな学生らしき人たちがきゃーきゃー言いながら歩いていました。

明日も朝のフライトだというのに結局夜中の1時ごろまで遊んで、ようやく眠りについたのは4時ごろでした~。

2011年5月30日

2011 西安~敦煌旅行 #0

2011/4/29~5/8の10日間、西安から敦煌にかけて旅行しました。

話の始まりは去年9~10月に中国を訪れたところから。

去年、湖南省にある会社の支社を訪れて、仕事でやりとりをしていた中国支社の女性社員と初めて顔を合わせました。それまでEメールや内線で連絡はしていたが実際に会ってみると意気投合して歳もひとつしか違わない私たちはすぐ友達のような感じになりました。

その時私はCouch Surfingを通じて湖南省の女の子と知り合いになっていました。
日本人が珍しいのか、彼女はCouch Surfersを集めてみんなでご飯を食べようと誘ってくれ、10人ほどでご飯を食べに行きました。その時に知り合ったひとりの男の子がいて、その子も世界のいろいろなところを見るのがすきだというので「みんなで旅行に行こう!」と思いつき半分で話していたのが最初でした。

思いつきといってもすぐ本気モードに突入するのが私^^;
すぐに行きたいところをリサーチし始めました。

私の勝手な好みで、最初はチベット、ブータンに行きたいと思っていました。彼がチベットに住んでいたこともあるとかで、それなら案内ができるのだそう。でも外国人の入域許可証などがややこしそうで、結局断念。じゃあネパールに行きたいな、と思ったのですがこれは飛行機の発着日と休暇がうまく合わず、最終的に彼が故郷西安を案内してくれることになり、そこから敦煌に旅行することになりました。

メンバーはその男の子(WW)、中国支社の社員(TT)、私(AA)、それに私の大学時代の友人(QQ)、さらに彼女の中学校からの友人(YY)。みなそれぞれ友達だったり、友達の友達ではあるけど、この5人で集まって何かするのは初めてでした。

いつも旅行はもっと少人数で行っていたので、今回はどんな旅行になるんだろう、と期待半分不安半分な気持ちだったのですが、今旅行を終えて、いろんな経験を通して、5人がひとつの大きな家族のようになりました。

その経験がとても嬉しいので、ちょっとずつ旅行日記を振り返りながら書きたいと思います。

2011年1月22日

極上の時間

年末から先週まで、会社の中国支社から女性社員が研修を兼ねて日本に来ていました。同僚、ではあるのですがわたしと一つしか違わない女の子で、友達のような感じ。外国からめったに会えない友達がやって来たという感じで、楽しい四週間を過ごしました。

わたしが彼女とやりとりを始めたのは二年ほど前から。本社から中国支社に翻訳を発注する、日本側の担当が私で、中国側の翻訳担当が彼女でした。同僚とはいえ、ほとんどEメールでやりとりをするだけの間柄。時々翻訳で分からないところがあると電話もしましたが、始めのころ彼女はとても静かで、日本語を話すのもそんなに得意でなかったらしく、今後一緒にやっていけるのか不安になったこともありました。

比較的休みが取りやすい恵まれた環境にいるので、休みを組み合わせて中国に行ってみよう、と思ったのは去年の初めごろ。中国支社のある長沙では数日出勤もし、仕事と休暇を組み合わせて9月から10月にかけての二週間ほど中国へ行きました。

ずっとEメールだけでやりとりをしていた彼女に初めて会った時の感慨はひとしお。年も近く、すぐに友達のような感じになりました。中国ではいろんなところに連れて行ってもらい、美味しいものもたくさん食べ、楽しい時間を過ごしました。

わたしが中国へ行って彼女との絆を深めてきたのもあったのか、それから少しして、中国支社で頑張っているスタッフを日本に派遣するという話が取締役会であがったようでした。最初の候補者は日中翻訳をしている彼女。実現すればいいなあ、とわたしは大きく期待していました。

そうして2010年の年末、彼女の日本研修が実現しました。日本と関わる仕事をしながら日本に来るのが初めての彼女はいろんなことに好奇心いっぱいで、わたしたちは会社の中でも外でも、楽しい時間を過ごしました。

年明けのある週末には、数人の同僚と那智勝浦に温泉旅行に行きました。




潮岬灯台


らくだの湯

那智の滝


寝る前、真っ暗な和室に布団を並べて、仕事のこと、恋愛のこと、ふたりで色々話していると、彼女が本当にただ純粋にひとりの可愛らしい女の子として浮かび上がってきて、とても幸せな感覚でした。今まで遠く離れてEメールの向こう側にいただけの彼女も、国籍や言葉に関係なく、嬉しかったり悲しかったりする感覚がくすぐったくなるほど近くて、彼女と知り合えてよかった、と心から感じました。

先週長沙に帰ってしまったけど、4月に一緒に旅行をたくらんでいます。一緒に有休が取れるかな…?

2011年1月2日

迎春2011

新しいことを始めたいのと、起こっては消えていく日常の幸せを書き留めておきたくてブログを始めることにしました。どんな出来事も後から振り返ると脚色をつけてしまうもので、だからそれらをスクラップブックみたいに貼り付けて保存していくのは苦手なのですが、でも少なくともその時の感情を残しておくのはいいかなと。

ゆるゆる語学に興味があるので、引き続き語学の勉強をするのと、仕事、甘いもの、旅行がメインのテーマになると思います。 

さてさて2011年になりました。今年の年越しは途中まで紅白を見ていたものの、なんだか眠たくなって少し横になっているうちに気付いたら年越し。
2010年は映画を27本見て、本を15冊読みました。2009年は映画40本で本は16冊だったので、ちょっとペースダウン。いろんなインプットをしたいと思いつつも、子どものように毎年どんどん本を読むスピードが上がるものではないしな。今年もコツコツいろんな映画や本に触れていきたいと思います。

2010年はボルネオに始まり、四国、白浜、中国(上海、長沙)、トルコとたくさん旅行に行きました!その他も同僚や同級生に会いに東京や名古屋も行きました~。今年もたくさん旅行をして見聞を広げたいと思います。

また2010年は人の輪が繋がった年でもありました。数年ぶりに再会した人や、そこから新しい人の輪が出来たり、そうしたらその人が私の別の知り合いと繋がっていたり。人の輪ってすごいなあ。今年もよい縁で素晴らしい人たちとたくさん会いたいと思います。

よい年になりますように!